本文へスキップします
お知らせ

第46回石川の伝統工芸展 北國新聞社長賞に村上浩堂氏

2005年6月8日~13日 於 めいてつエムザ8階催事場

さる6月8日、石川の伝統工芸展が開催され、伝統に新たな美を吹き込んだ入選206点が会場に展示されました。入選作・遺作のほかに、魚住為楽(銅鑼)、中川 衛(象嵌)、大場松魚(蒔絵)、川北良造(木工)、徳田八十吉(彩釉磁器)、前 史雄(沈金)、吉田美統(釉裏金彩)ら人間国宝7氏の逸品が会場を彩り、工芸王国石川の層の厚さを実感させるとともに、多くの力作に来場者が見入っていました。
また、作品鑑査の結果、村上浩堂氏の「金銀象嵌縞紋花器」が北國新聞社社長賞に選ばれ、加賀象嵌の精緻な美しさを披露。ほかにも初入選に14名が選ばれるなど、次代をひらく中堅、若手の豊かな感性を感じさせる工芸展となりました。なお金工では炭谷加葉氏が初入選となっています。

北國新聞社社長賞を受賞した 村上浩堂氏の「金銀象嵌縞紋花器」