「Décoration」44号
特集 新史料発見。金沢城二ノ丸御殿
金沢市立玉懸図書館加越能文庫で発見された新史料『二ノ丸御殿造営内装等覚及び見本・絵図』に描かれていた建築飾金具を詮索しています。石川県金沢城調査研究所の前所長・木越隆三氏が執筆。
博物館鑑賞のススメ
いしかわ生活工芸ミュージアム
金工作家×大切なもの
薮内 公美さん 「金属という興味深い素材」
金沢市立玉懸図書館加越能文庫で発見された新史料『二ノ丸御殿造営内装等覚及び見本・絵図』に描かれていた建築飾金具を詮索しています。石川県金沢城調査研究所の前所長・木越隆三氏が執筆。
いしかわ生活工芸ミュージアム
薮内 公美さん 「金属という興味深い素材」
1977年11月15日に日本初の近代工芸全般を専門とする美術館として開館した東京国立近代美術館工芸館。2020年に石川県への移転を控えた工芸館の40年以上にわたる足跡を改めて振り返ります。
日本海に面した金沢市大野町。潮のかおり漂う大野の歴史に大きな足跡を残したのが、「加賀の平賀源内」と呼ばれたからくり師・大野弁吉です。弁吉が終の棲家とした大野をめぐります。〇訪問先:石川県金沢港大野からくり記念館/小松山 傳泉寺 /大野日吉神社/粟森家
金沢能楽美術館
谷口 史さん 「気持ちのいいフォルム」と「魅力的な表情」を
刀は鉄の芸術と呼ばれ、国内はもとより海外でも人気のある美術品です。日本刀が持つ美術品としての側面に着目して日本刀の美しさ、楽しさ、魅力をご紹介しています。
数多くの文化施設が散在している富山県。富山の企業がメセナ活動の一環として運営する美術館を訪問。各館の学芸員のお話を聞きながら、その魅力や役割について紐解いていきます。 〇訪問先:西田美術館/森記念秋水美術館/楽翠亭美術館
中島 ゆり恵さん 「学びつづけること」
国内外から注目される石川の工芸。「工芸王国」といわれる所以や、世界に通用する「KOGEI」として何を発信するかなど、長く石川の工芸を見続けてこられた石川県立美術館 嶋崎丞館長、また、(公財)成巽閣 吉竹泰雄館長にお話を伺いました。
溶かした金属を鋳型に流し込み形を作る「鋳造」は、加賀象嵌作品の器体づくりにも欠かせない技術です。多彩な鋳造技術で全国的にも名高い富山県高岡市をめぐります。〇訪問先:株式会社老子製作所/株式会社竹中銅器/御車山会館/釜師 畠春斎/高岡市鋳物資料館/金屋町金属工芸工房かんか/中村美術工芸
木瀬 浩詞さん 「叩く作業の中で変化する、金属の表情に魅せられて」
武士が自分らしさを主張し洒落を競い合うダンディズムの中で肥後金工は人々を魅了してきました。江戸から今日に至るまでの肥後象がんの歴史とともに、作家や技法をご紹介しています。
“日常使いの伝統工芸”があふれる金沢には、伝統技術を継承しながら新しいことに挑戦している人がたくさんいます。金沢21世紀美術館館長の島敦彦さん、横笛奏者の藤舎眞衣さんに、日常に息づく用の美との出会いを求め金沢を歩いていただきました。〇訪問先:株式会社雪花/九谷焼窯元 九谷光仙窯/SAKE SHOP 福光屋 金沢店/Installation Table ENSO L’asymetrie du calme/宗桂会館
久米圭子さん「自分の手の中で育てる生きものたちの小さなかたち」
刀剣を彩る刀装具に施された精巧優美な世界を、加賀藩前田家と金工一族・後藤家ゆかりのものを中心に紹介します。
金沢の工芸には、藩主から町人にいたるまで、「金沢」の町全体で育み、愛おしんできた歴史があります。「金沢クラフトビジネス創造機構」の事務理事・事務局長の新木伊知子さんと「金沢美術工芸大学」教授の山崎剛さんが、金沢で活躍する若手作家たちの工房を訪ねます。〇訪問先:金工作家・木瀬浩詞さん/加賀友禅作家・毎田仁嗣さん/木工作家・角間泰憲さん
坂井天心さん「より多くの方に加賀象嵌を知ってほしい」